良い体力測定の条件とは

測定・検査

握力測定って本当に自分の体力を反映しているのか!?そんなことを考えているあなたは専門家に近いはずです。

位高
位高

体力測定は実施したことはあっても、他人にさせたことある人は少ないはずです。実は何気ないどの種目も共通する特徴があって作られているのです。いい体力測定について知っていきましょう。

結 論◆体力測定の目的を考えることが大切です!現状把握?変化を見る?

◆目的に合った測定を選び、客観的に自分の体力を知りましょう。

妥当性

測定する項目が、測ろうとしている体力要素を適切に反映しているかどうかを考える必要があります。基準になる測定や要素との相関があることが望ましいでしょう

信頼性(再現性)

実施する測定をいつ行っても同じ結果が得られるようにする必要があります。測定者の測定方法や姿勢、声掛けなどによって、結果が変わるようではいい測定とは言えません

客観性

測定結果を定量化して表現できることが大切です。

簡便性

身近な環境条件下で簡単に実施できることが望ましいと考えられます。しかし、より高度な測定の場合にはそうもいきませんので、目的に応じて考える必要があります。

経済性(実用性)

時間的、経済的な負担が少なく、短時間に多くの人を効率良く測定できるほうが、活用性・汎用性があるため、いい測定といえるでしょう。しかし、前項と同様に、目的に応じて必ずしも、たくさん取れればいいわけではないこともありますので、その点は考慮して考えましょう

安全性

測定を実施する際に、危険(ケガや事故)が発生する(しやすい)ものはよくないため、気を付ける必要があります。

興味性

苦しい経験にならず、記録に挑戦するなど、楽しさがあるほうが望ましいといえます。また、楽しいだけでなく、今後の健康への意識やリテラシーの向上に役立てていくための一助となることがよいでしょう

正規性

測定データが偏ることなく、統計学的な正規分布に準じる必要があります。

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